組織概要
祝辞
岐阜県教育委員会 教育長 堀 貴雄
今年も、「ふれあいスポーツ事業」が開催されますことを、心からお慶び申し上げます。
本県では「清流の国ぎふスポーツ推進計画」において、「誰一人取り残されない スポーツ立県・ぎふ」を掲げ、子どもから高齢者まであらゆる世代の県民が、それぞれの関心、適性等に応じて、多様なスタイルでスポーツを楽しみ、スポーツの持つ力で生涯にわたり健康と生きがいを得られる「清流の国ぎふ」の実現を推進しているところです。
パラスポーツにおいては「岐阜県福祉友愛プール」「岐阜県福祉友愛アリーナ」を活用し、楽しんでいただく機会を提供するなど、裾野拡大を図っております。
そのような中、今年6月には国内最高峰のパラ陸上競技大会である「ジャパンパラ陸上競技大会」が岐阜県で開催されるなど競技力向上の面でもパラスポーツの一層の発展が期待されています。
特別支援学校における「ふれあいスポーツ事業」では、フライングディスク、陸上競技、サッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球の各専門部の活動に、ボッチャ交流委員会、リトミック交流委員会が加わり、より多くの児童生徒の体育的活動の充実を図る取組みがなされています。
昨年度は新型コロナウィルス感染症の影響で中止が続いていたチャレンジ陸上競技大会が3年ぶりに長良川陸上競技場で開催されるなど、徐々にコロナ以前の活動ができるようになってきました。
新型コロナウィルスの感染症法上の位置づけが「5類」へと変更され、様々な制約が軽減されることとなりますが、基本的な感染予防を行いつつ、児童生徒の皆さんが、各種のスポーツを通じ、日ごろ磨かれた力を存分に発揮されるとともに、選手同士の親睦と交流を深め、一生の思い出に残るすばらしい事業にしていただくことを心より願っています。
おわりに、この事業の実施にあたりご尽力いただきました関係の皆様に深く感謝を申し上げるとともに、事業の成功を祈念し、挨拶とさせていただきます。
会長あいさつ
岐阜県特別支援学校体育連盟 会長 松原 勝己
岐阜県特別支援学校体育連盟会長の松原と申します。
猛威を振るった新型コロナウィルス感染症も、ようやく落ち着きをみせてきました。これまでの3年間、私たちの生活様式も大きく様変わりし、またスポーツの世界においても、活動が制限されるなど厳しい環境下での実施が余儀なくされてきましたが、観客の人数制限の撤廃、声出し応援の再開等、少しずつ平常時に戻ってきました。
当連盟が主催する競技大会等も、一昨年度までは一部の競技を除いて、各校から集まることはせず、各校において記録会を実施する等しておりましたが、昨年度は、多くの競技大会等が集合型で実施することができ、他校の仲間とも交流しながら、日頃の活動の成果を発揮し合うことができました。
今年度は、今まで以上に、児童生徒が思い切り力を発揮することができるよう、感染症対策を十分にした上で、引き続き取り組んでまいりたいと思います。
さて、当連盟は、1984年(昭和59年)に、「岐阜県内の盲・聾・養護学校(現在の特別支援学校)の児童生徒に体育及びスポーツ、レクリエーション活動を奨励し、明るくたくましい人づくりを推進し、あわせて相互の親睦交流を図る」を目的として設立され、幾多の変遷を経て、現在の形に至っております。
振り返れば、当連盟主催の大会では、もっとも参加者の多い「チャレンジ陸上大会」は、1994年(平成6年)、当時の養護学校(現在の特別支援学校知的障害教育校)の高等部生徒を対象とした「5校陸上大会」として、産声をあげました(参加校は、当時の大垣、中濃、東濃、岐阜、各務原の各養護学校、現在の特別支援学校)。各務原市立那加第二小学校のグラウンドをお借りして、各務原養護学校(現在の各務原特別支援学校)PTAが主催する形で開催されたのが始まりです。初年度からの2年間は、この5校で実施し、その後、飛騨養護学校(現在の飛騨特別支援学校)が参加して、「6校陸上大会」となりました。
その後、参加校も増え、現在は「チャレンジ陸上競技大会」として、約200名の選手が参加するまでの大会となり、日頃の練習の成果を発揮する場となっています。
当連盟では、一昨年度より、陸上、フライングディスク、バレーボール、バスケットボール、サッカー、卓球の6つの専門部に、リトミック、ボッチャの2つの交流委員会を新たに加え、それまでの課題であった障がいの重い児童生徒が、楽しく活動に参加できるよう取組をスタートさせました。これらの取組をとおして、誰もが健康で、身体を動かすことが楽しいと感じてもらえるようになることを期待しています。今後も、児童生徒一人一人が、体育・スポーツを通して、明るくたくましく生きていく力を培っていけるよう一層活動を進めてまいりたいと考えておりますので、皆様方の一層のご支援ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
特体連ロゴマークについて
このシンボルマークは、県下の特別支援学校の児童・生徒が障がいは違っても、みんな仲良く助け合い、健康で丈夫になろうという合言葉のもとに、『強く』・『明るく』・『元気よく』を表しています。
岐阜県特別支援学校体育連盟 規約
規約(PDF)
会計規定(PDF)
コロナ対応基本方針(PDF)
健康セルフチェックシート(PDF)
岐阜県特別支援学校体育連盟 組織
令和5年度 岐阜県特別支援学校体育連盟役員
会長
- 松原 勝己 (大垣特別支援学校長)
副会長
- 西脇 熱士(揖斐特別支援学校長)
理事長
- 髙木 靖 (大垣特別支援学校教頭)
事務局長
- 小池 秋仁 (大垣特別支援学校)
会計
- 浦田 大雅 (大垣特別支援学校)
- 藤井 幸美 (大垣特別支援学校)
監事
- 翠 幹雄 (揖斐特別支援学校)
理事
- 沖村 佑衣 (岐阜盲学校)
- 柳田 優香 (岐阜聾学校)
- 近藤 創(長良特別支援学校)
- 吉田 裕昭 (岐阜希望が丘特別支援学校)
- 三輪 侑生 (岐阜清流高等特別支援学校)
- 淺井 勇樹 (岐阜本巣特別支援学校)
- 山本 哲也 (羽島特別支援学校)
- 中島 宝生 (岐阜特別支援学校)
- 河原 伸明 (各務原特別支援学校)
- 井上 智博 (大垣特別支援学校)
- 田中 航平 (揖斐特別支援学校)
- 大野 一美 (西濃高等特別支援学校)
- 阪田 太志 (海津特別支援学校)
- 平野 倫史 (郡上特別支援学校)
- 池田 透 (関特別支援学校)
- 上村 継輔 (中濃特別支援学校)
- 三好 宗治 (可茂特別支援学校)
- 村瀬 琴美 (東濃特別支援学校)
- 武村 有基 (恵那特別支援学校)
- 吉實 大輔 (下呂特別支援学校)
- 中田 一義 (飛騨特別支援学校)
- 古田 武士 (飛騨吉城特別支援学校)
専門部委員長
- フライングディスク 居上 英樹(岐阜特別支援学校)
- 陸上 中島 章宏 (岐阜本巣特別支援学校)
- サッカー 三好 宗治 (可茂特別支援学校)
- バスケットボール 村瀬 琴美 (東濃特別支援学校)
- バレーボール 橋本 浩一 (岐阜聾学校)
- 卓球 大野 一美 (西濃高等特別支援学校)
- ボッチャ 近藤 創(長良特別支援学校)
- リトミック 吉田 裕昭(岐阜希望が丘特別支援学校)